とある日、大阪に旅行に行った友達がこんなお土産をくれました。
都こんぶの会社って大阪の会社だったのか…という思いと、
なぜ都こんぶをカレーにした…?という思いの両立。
ところがどっこい、
完全にイロモノ扱いで食べてみたものの、あれっ、おいしい。
都こんぶの甘酸っぱさととろみが織りなす和のテイストが日本らしいルウカレーとこんなにあうとは。
しかしさらにいうならこの味のベストお供はご飯というよりはむしろ…蕎麦だ!!!
蕎麦と都こんぶカレーを絡めてみる。こんぶからの出汁が蕎麦に合うこと。しかもこの梅干しに通ずる甘酸っぱさが蒸し暑い梅雨の昼食にはありがたい。
なんということでしょう。イロモノどころか、おかわりしたくなるくらいのカレー蕎麦として、都こんぶカレーを堪能したのでした。
話は変わり、数年ぶりに会った福岡の友達がこんなお土産をくれました。
チロルチョコの会社って福岡だったのか…という思いと、
なぜチロルチョコをカレーにした…?という思いの両立。
まあチョコレート自体はカレーの隠し味として挙げられることも珍しくないし、チョコ要素がちょこっと入ってるくらいかな、チョコだけに、などというしょうもないダジャレを思いつきつつ食べてみました。
おっ、たしかにチョコ感はあれどスタンダードなカレーの味…と思いきや遅れてやってくる圧倒的チョコ!!!!
しかもただのチョコではなく、駄菓子感のある甘さ、最後にほろ苦いコーヒーの後味…まさに”チロルチョコ”の味。最後にはカレーの辛さがよみがえり、ちょこっとスパイシー。
侮ってごめんなさい、がっつりど真ん中ストレート”チロルチョコカレー”でした。
都こんぶカレーもチロルチョコカレーも、もともとの商品の”らしさ”が、うまくカレーとコラボしていて、出オチと思って食べるとごめんなさいって言いたくなるクオリティでした。企業コラボカレーも中々珠玉があるのですね…!
一方で疑問に思ったのが、「企業コラボカレー」は「ご当地レトルトカレー」になりうるのか?ということ。
以前の記事(https://currymandara.hatenablog.com/entry/2019/04/01/221049)で、自分はご当地レトルトカレーをこのようなものととらえました。
「そこ」に行ったことがわかるカレー。
カレーを通して「そこ」を感じられるカレー。
果たして企業コラボカレーに「そこ」感はあるのか?
長くなったので次の記事に続きます。