コロナ騒動でなかなかお外に行けない昨今、外カレーがなかなかできない昨今、これはご当地レトルトカレーを食べ比べるしかない。
ということで、今日はこちらのご当地レトルトカレーを食べ比べてみました!
キティちゃんはご当地レトルトカレー界にまで進出していた。
キティちゃんキーホルダーと同じノリなのでしょう、
全国の空港やお土産屋さんで各都道府県のキティちゃんカレーの目撃証言があります。
(全都道府県あるかはわからないけれど)
おもしろいのがこのシリーズ、確認する限り全部「ビーフカレー」なんですよね。
上の3県は、左からそれぞれ「博多和牛」「武州和牛」「かずさ和牛」を使用しています。
ここで姉から「肉が違うだけで味そんな変わる???」という当然かもしれない疑問が。しかもね、裏のパッケージで原材料を確認してみると、
牛肉(●●県産)以外、成分表示が全部一緒なんです。
原材料は入っている重さ順に表示されるので、各材料の割合も変わらないということ。
これは…本当に牛の違いだけなのでは…。
家族の反応はややドライ。しかし単純に牛の違いを食べ比べられるまたとない機会なのでは!
味が変わらなければ残念感もあるが、それはそれでまた一興!いざ!
左から福岡、埼玉、千葉。
おや、お皿にあけると結構色が違う…?
希望が見えた?ところで実食!
……お、これは!明確に味が違う!!
福岡は旨味が比較的強くあとからスパイシー、
埼玉は少し塩気が強く、醤油のような和風の風味も感じる。
千葉はとろみが一番あって甘め、後味にほのかなダシ感が。
一緒に食べた家族二人も、味に対する所感は各々違えど(母はスパイシー感が一番強いのは埼玉だと言っていたり)、味がそれぞれ違うという見解は一致しました!
………なんでだ?????
まさか本当に牛肉の違いだけでこんなに味が、しかもこんな味の分かれ方(スパイシー感の違いとか)で、違いが表れるはずはないと思うのだが…
成分表示が順番含めて同じということは、入っているものとその割合は同じのはず。
考えられるのは、例えば「カレー粉」「香辛料」という表示の中に含まれる内容にバラエティがあるのか(使われているスパイスが違うとか)、重量の順番を変えない範囲で配合に違いがあるのか…。
というかそもそも成分表示がここまで統一されているのはなぜなのか…。うーん。
謎はあれど、このシリーズのカレーがどこでご当地感を出しているかというと、主に「ご当地牛肉」と「販売者がご当地企業」ってところなんですよね。
もし大元のキティちゃん…いやサンリオさんから指示された原材料で、各ご当地企業が各ご当地牛肉を駆使して作り上げたのだとしたら、とてもご当地味のあるカレーということになりましょう!同シリーズ、ほかの県のカレーも食べてみたいところです。
ちなみにこの3県カレー食べ比べ、家族全員一致で「埼玉が一番美味しい」という結論になりました。
このことと我々が埼玉県民であることの因果関係は不明です。決して!決して県民だからという理由だけでカレーを贔屓したりはしない…と思う!
ただ、私的には、埼玉カレーのお肉が一番旨味を感じたように思います。
さらにちなみに全員一致で、「2位は福岡、3位千葉」という結論になりました。
このことと埼玉と千葉は犬猿の仲というステレオイメージとの因果関係は不明です。
あくまで個人の感想なので皆様ぜひご自分でお試しください。
3県のカレーをくださった皆々様、ありがとうございました!